目次
はじめに
pfcc-ase-extras はASEの内部で利用しているソースコードを改変する等により、より便利なツールとして提供しているライブラリパッケージです。
ASEのライセンスがGNU Lesser General Public License v2.1+(リンク)であり、再配布の際にはライセンスを継承する必要があるため、pfcc-extrasとは分割しての提供しております。
試験的なライブラリパッケージとして提供しているため、新しい機能との互換性を保証するものではなく、将来予告なく変更、削除される可能性があることを予めご了承ください。
pfcc-extrasの機能紹介はこちら
2024.9 note)
2024.5にASE3.23がリリースされました。
pfcc-ase-extras v0.3.0以降はASE3.23のみに対応しています。
ASE3.22をご利用の場合はpfcc-extras v0.2.0以前をご利用ください。
この記事で紹介する機能とそれぞれの example ファイルの場所は次の通りです。
| 分類 | 機能 | サンプルスクリプト ※ | 対応Ver |
| ファイルIO | 初期電荷を持つ構造のIO (for ASE 3.22) |
|
>0.1.0 |
| ファイルIO | LAMMPSファイルのIO (for ASE 3.22) |
|
>0.2.0 |
| 計算方法 |
動径分布関数計算 |
|
>0.2.0 |
※ すべて "/pfcc-extras-v0.x.0/examples/" 以降のパス です。ipynb形式のスクリプト提供がない場合、tests内を参考にご利用いただくことも可能です /pfcc-extras-v5.0.0/examples/ 以降のパス
インストール方法
- Package Launcher を開き、ページ下部から最新のバージョンを探します。
- zip形式で保存します。
- 保存した zipファイルを右クリックして “Extract Archive”で展開します。
- /pfcc-extras-v0.x.0/examples/install.ipynb ファイルを開き下記のセルを実行してください。
!pip install ..
-e オプションを付けると、編集可能な状態でインストール可能です。
- 4まででインスートールは完了です。インストール実行前から実行中のPythonカーネルの場合、カーネルの再起動が必要です。
インストールが完了したことの確認として以下のように実行して、インストールしたバージョンが返ってくるかお試しください。(このセルは install.ipynb に含まれます)
- カーネル再起動の方法
- Kernel メニュー > Restart Kernel...
- メイン画面上部のバーから"Restart the kernel"のアイコンをクリックします。
- Kernel メニュー > Restart Kernel...
- バージョン v0.3.0 の場合
import pfcc_ase_extras
pfcc_ase_extras version: 0.3.0
print("pfcc_ase_extras version: ", pfcc_ase_extras.__version__)
- カーネル再起動の方法
各機能のご紹介
pfcc-ase-extras に含まれる主な機能を紹介します。
■ RDFAnalyzer
ASEのrdf算出をもとに、以下の拡張を行っています。
- 機能追加
- 分子間のRDF計算
- 計算の効率化
- 低メモリでの計算
- 距離計算のキャッシュ
この拡張により、ASE版ではMatlantisのメモリの制約上、計算できないような大きな系に対しても、RDF計算が可能です。分子種を指定することで、その分子種の重心を対象としたRDF計算も可能です。